[ STORY ]
 
 
 
『 飼育係 』    文章:梟    挿絵:雁
 
 
 湿った闇。饐えた悪臭が鼻を突く。
 少女がこの地下牢に閉じ込められてもう1ヶ月になる。
 股間に差し込まれた触茎がぶるっと震え、少女の胎内に生暖かい汚液が撒き散らされた。少女の腹は見た目にも明らかに膨らんでおり、背後から少女を犯していたおぞましい妖虫の何かを孕んでいることが容易に想像できる。少女の顔からはすでに表情と呼べるものは欠落しており、膣から触手を引き抜かれた時もかすかなうめき声をもらしただけだった。
 
 
「だれか! 助けて……お願い! 出して、出してください」
 
 少女は必死に扉を叩いて叫んだ。破格の待遇での侍女奉公、そう聞いていた。それがまさかこのようなおぞましいものへの奉仕だったとは。
 背後で何かがずるりと蠢く。必死に叩きつづける腕に何かが絡みついた。咄嗟に鉄格子を掴もうとしたが、腕に絡んだ触手は素早く少女を背後の闇に引きずり込んだ。さらに何本かの触手が太股にまとわりつく。それはそのままスカートの中に滑りこみ、下履きをむしりとった。
 
「ひっ!」
 
 触手が秘所に潜り込み、花弁の周りを舐めまわす。少女はあまりの気持ち悪さに必死に太股を閉じようとするが、絡みつく触手は逆に力ずくで大きく股を広げさせた。そして、そのまま、少女の身体を持ち上げ吊り下げる。
 少女は、自分を弄っている触手の主の姿に思わず気を失いそうになった。それは、小山ほどもあるおぞましい青虫であり、その腹から伸びている何本かの触肢が少女を拘束しているのである。
 妖虫は少女を吊り下げた状態で、さらに何本かの触手を伸ばし始めた。それは、粘液を垂らしながら、少女の股間や乳房を這いずり回り、粘液を丹念になすりつけた。少女は、もはや抵抗する気力も無く目を閉じ歯を食いしばり耐えた。彼女は妖虫が自分を貪り食らうために舐めまわしているのだ、と思った。しかし、それは全くの思い違いであり、妖虫の目的はもっと遥かにおぞましいものであることを思い知ることになる。
 妖虫の下腹部から、一本のとりわけ太い触手が少女の方へと伸びる。その触手は他のそれとはあきらかに形状が異なっていた。まるで楔を思わせるその先端と、そこから滴り落ちる粘液に、その触手が何をしようとしているのかを悟った少女は、悲声を上げて何とか触手から逃れようと身悶えた。しかし、四肢を拘束する触手は緩みもせず、逆に少女の両足を大きく広げ、未熟な割れ目を妖虫の生殖器の方へ突き出させた。触手はそのまま少女の性器に伸び、その楔上の先端は固く閉じられた割れ目をこじ開け、そのまま少女の膣内に滑りこんだ。
 
「あぐぅぅ!」
 
少女の割れ目から粘液と一緒に破瓜の血が流れ落ちる。粘液にまみれた触手は少女の胎内の奥まで先端を突き入れ、そしてゆっくりと動き始めた。
 
「痛!! うぅ……や、やめて、お願い……抜いて、抜いて下さい…お願い……」
 
 少女の弱々しい哀願が通じるはずも無く、触手は容赦無く少女の割れ目を突き上げる。くちゅ、くちゅ、と卑猥な水音が暗闇に響いた。他の触手も少女の乳房や太股を舐め上げる。


「ひ、…ひぁ、…あぅ…くぅ、…ああ、あ、あ、あ、いや! やめて! 中は、中は、いやあ!!!」
 
 触手の動きが急に早くなり、その先端がビクッビクッと痙攣を始めたことが少女に嫌でも恐ろしい結末を悟らせることになった。妖虫は口とおぼしき器官からだらだらと粘液を垂らして、それはまるでメスを犯す快感に耽溺した表情にさえ見える。
 
「あ、あ、だめぇ、だめぇぇ、あああああああ!!!」
 
少女の悲しい叫びと同時に、妖虫の小山のような胴体がぶるっと震え、少女の秘唇を犯す触手がドビュッ、ドビュッ、ドビュッ、と生温い汚液をその胎内に放った。少女は、その感触をただ涙を流して受け止めるしかなかった……。
 
 
 陵辱はそれで終わりではなかった。妖虫と少女は一日の大半を生殖器をつなぎ合わせて過ごした。妖虫の触手はまるで排泄するかのように何度も少女の膣内に精液を放った。1週間もすると少女の腹は膨らみ始め、1ヶ月たった今では、臨月とおぼしき段階にまで至っていた。自分の胎内で何かが蠢くのを感じ、少女は吐いた。
 
 
 

 
梟様がイラストにストーリーをつけてくださいました。 せっかくなのでイラストのほうも若干手を加えてあります。 やはり文字があるのとないのとではボリュームが違いますね。 素晴らしい文章をどうもありがとうございました。
なお、このページの著作権は梟様がお持ちなので 本人に無断での転載はご遠慮願います。 絵だけなら全くの無問題です。
 
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