[ STORY ]


 
マンティコア

 獅子の肉体に蝙蝠の翼、蠍の尾を持ち、醜悪な老人の顔と狡猾さを備えた魔獣。人語を解し魔法さえ操る彼らは、ケドラスの魔導帝国が作り上げたと伝えられる恐るべき殺戮生物である。通常、人里離れた荒野で単独で生活し、人間を含めたあらゆる生物を狩って生きている。

 彼らは雄のみの単性生物であり(ケドラスが生み出したと云われる生物によく見られる特性である)、その繁殖は人間もしくは亜人間の雌とつがうことで行われる。マンティコアの発情期は20年に一度訪れ、その時期になるとマンティコアは自分のテリトリーを離れ、洞窟や廃墟などに生殖のための安全な棲家(そこで行われる行為から「陵辱の巣」と呼ばれる)を構える。そして数日、時には数週間をかけて自らの伴侶を物色し、攫って巣へと連れ去る。マンティコアの狡猾さや魔法、その身体能力から、付け狙われた獲物が、その毒牙を逃れることは、ほとんどない。幸いなことに、マンティコアはその発情期間を通じて、一人の獲物しか狙わない(それ故に、その一人がたどる運命は惨酷なのだが…)。

 「陵辱の巣」へ連れ込まれた獲物は、マンティコアの発情期間中(1年近くある)、ただひたすら犯され続ける。マンティコアは人間以上の知能を持ち、(1)その性欲の満たし方も人間のそれを遥かに上回る。愛撫や魔法はもちろんの事、尾の毒針は媚薬や麻薬、麻痺毒を分泌することができ、あらゆる手段を用いて獲物を嬲りぬく。食事さえマンティコアの精液によって与えられるので、まさに「絶え間なき」陵辱となる

 獲物は、ほどなくマンティコアの仔を孕むことになるが、陵辱そのものがやむことは無い。そのため、流産することも稀ではないのだが、マンティコアの魔力ですぐに癒されるので、すぐに次の種を宿すことになる。発情期が終わると、マンティコアは、「陵辱の巣」を引き払い、自分のテリトリーに帰ってしまう。その際、獲物は強力な麻痺毒を打たれて、「巣」に放置される。マンティコアの幼生を身ごもった女性は、(2)指1つ動かせない状態で、出産の日を迎えることになる。生れ落ちたマンティコアの幼生は、すぐに自分の母となった肉体を使い、最初の雄の本能を満足させる。そして性欲を満足させたあとは、、大抵、食欲を満たす。

 魔導帝国においては、辺境から狩り集められた女性や女奴隷を用いて、マンティコアの人工繁殖を行ったというおぞましい記録が残っている。(3)数十人の女性をマンティコアの檻に入れ、マンティコアにお気に入りの雌を選ばせたという

 
文:梟
 
※ 赤文字をクリックするとそれぞれの文章に跳びます。




動画 アダルト動画 ライブチャット